03.25
野生の菌で醸す、パンとビール、「タルマーリー」を訪ねる旅。
読売グループによる特別企画「生産者になる旅」の第2弾!
12月から2023年5月にかけて、野生の菌でパンをつくる「タルマーリー」が講師のオンライン講座(全3回)+現地ツアーを行います。
今回ご紹介する現地ツアーでは、オーナーシェフの渡邉格さんと妻で女将の麻里子さんが、
タルマーリーの工房や店内を案内し、参加者からの質問に答えます。
野生の麹菌の採取には、周囲の自然環境、工房内の環境、地域の農家らとの連携が欠かせません。
鳥取県智頭町を訪問し、その秘密を探りませんか?
旅のポイント
タルマーリーのパン
タルマーリーのパンは5種類の酵母を使用しており、その全てが自家培養です。小麦粉、塩、酵母、水だけのシンプルな素材で作られており、酵母の味わいをしっかりと味わえるのが特徴です。ツアーでは、パンの盛り合わせのほか、ピザ、ホットドッグやサンドウィッチなど、カフェ限定のパンもたっぷりお楽しみいただきます。
地域の生産者らとの交流
タルマーリーのオーナー夫妻に会えるのはもちろん、地域の自然を守る林業家も訪問。実際の作業を間近で見学、森の中で一緒にお弁当を食べながら交流します。江戸時代から植林が始まった歴史を持つ智頭町で、林業は古くからの地場産業。タルマーリーのパンとビールづくりに欠かせない綺麗な水も森が守られているから手に入るのです。
宿場町として栄えた町並み
面積の9割以上を森林が占めるという自然豊かな環境の智頭町ですが、江戸時代は、参勤交代で江戸へと向かう鳥取藩の最初の止宿(ししゅく)であり、「智頭宿」として栄えました。その当時の歴史や文化を継承しながらも、古民家を改装した宿や店舗が生まれ、新しい装いを見せています。
地域そのものに泊まる
智頭町には、いわゆるホテルはありませんので、お一人ずつの個室をご用意することができません。代わりに、地域そのものに泊まる分散型の宿泊の仕組みがあり、古民家を改装した一棟貸しや民家での宿泊などが可能です。今回は、古民家や金物屋だった空き家を改装した施設に分かれて宿泊していただきます。
スケジュール
1泊2日(朝食1回、昼食2回、夕食1回付)・添乗員同行
1日目
09:30 | 大阪市内発 | |
タルマーリー智頭店 2022年4月にオープンしたホテル併設のカフェ。 古民家を改装した店内や一棟貸しの宿「やどり木の家」を見学します。 解説を聞きながら、随所にあるこだわりをお楽しみください。 | ||
ランチタイム タルマーリー智頭店で、パンの盛り合わせと野菜たっぷりのプレート&スープをいただきます!近隣で採れた農産物やジビエ、オーガニック食材を使った手作りのフードとドリンクを召し上がれ。 | ||
明日の家 築150年の古民家を改装した一棟貸しを見学します。 明日の家に宿泊される方はチェックインします。 | ||
タルマーリー那岐店 保育園を改装したタルマーリーの本店に到着したら、まずは隣にオープン予定の「ナギノ森ノ宿」を見学しましょう。その後は、お待ちかねのタルマーリーのパンとビール工房の見学です。 | ||
ピタパン作り体験&特製ピザでディナータイム タルマーリーの厨房でピタパン作りに挑戦します。厨房での体験は普段ないスペシャルプログラム!自分で焼いたピタパンにお惣菜を詰めていただきましょう。ビール酵母と自家製粉の小麦粉を使ったタルマーリー特製ピザと自家製クラフトビールで乾杯! | ||
智頭町内(泊)※分宿となります。 |
2日目
各宿からご出発 ※お泊り頂いた宿泊施設ごとに出発時間が異なります。 | ||
タルマーリー智頭店で朝食 朝食はタルマーリー智頭店に集合して、一緒にいただきましょう! 色々楽しんでいただけるように、ホットドッグ・卵サンド・餡バターサンドを半分ずつとコーヒー又は紅茶を予定しています。 | ||
ガイド付きで歴史的な町並みを散策 古くは大庄屋、商業資本家として地域社会の躍進に大きな役割を担ってきた「石谷家」の大規模な木造家屋「石谷家住宅」や、安政6年創業の「諏訪酒造」、蒙古来襲の頃より軍神や鎮火の守護神として崇拝されてきた「諏訪神社」を始め、歴史や文化を感じられる建造物の並ぶ町並みを散策します。 | ||
楽之の見学 かつて金物屋を営んでいた築135年の古民家を改装した智頭町初のゲストハウスを兼ね備えた食堂とコミュニティベース。蔵に眠っていた古道具や商品として保管されていた金物を使い、趣向を凝らした内装となっています。 | ||
林業のお仕事を間近で見学&ランチタイム 「山を守ることは、暮らしを守ること」。林業を通して滑らかな水や澄んだ空気などの自然の恵みを次世代に繋ぐ林業家「皐月屋(さつきや)」を訪問し、伐採・作業道整備・製材加工などを見学しながらお話を伺います。森の中で一緒にお弁当を食べながら、生産者と語りましょう! | ||
タルマーリー智頭店でお買い物 旅の最後は、タルマーリーでのお買い物タイムです。パンとビール以外にも、ジャムや自家焙煎のコーヒーも販売しています。 | ||
19:00 | 大阪市内到着予定 |
宿のご紹介
お申込み人数によって、当社にて宿泊施設を割り振らせていただきます。
楽之
智頭宿の一角にある、築135年の古民家を改装したゲストハウス。歴史ある立派な梁と新たな木の香りが漂うホッと和む空間。お一人参加の方はこちらの木製ドミトリーにて宿泊いただきます。
明日の家
築150年の古民家を改装した一棟貸しの宿。智頭町の山のふもとに建ち、とても静かで自然の音や鳥のさえずりがよく聴こえ、晴れた日の夜には、満天の星空を眺める事ができます。
古民家かろり
築120年の古民家を改装した一棟貸しの宿。「薪のある暮らし」をコンセプトに、五右衛門風呂、薪ストーブを設置。宿泊者自身が火をおこして、非日常の体験を楽しむことができます。
やどり木の家 1組限定!スペシャルプラン
タルマーリー智頭店内にあるホテル「やどり木の家」は、1組(2~4名様)限定で宿泊していただけます。こだわりの詳細はこちら!
タルマーリー
鳥取県南部、岡山県境に近い中国山地にたたずむパン店「タルマーリー」。大自然の下、「野生の麹菌」を使った製法は世界でもここだけといわれます。都会から離れた山里にもかかわらず、県外から訪れる人も絶えない人気店で、「菌の声を聴く」パン屋として有名です。
自他ともに「菌オタク」と認めるオーナー渡邉格(いたる)さんは、パンづくりで使用する野生の麹菌、乳酸菌、酵母菌をすべて自家培養。人間都合のモノづくりではなく、自然界の菌の力を最大限に引き出すため研究と移住を重ね、智頭町に巡りあいました。保育園を改装し、遊び心を残した店舗兼工房には、県内外からたくさんのお客さんが訪れています。
ツアーのご案内
野生の菌で醸すパンとビール「タルマーリー」を訪ねる旅2日間
◆旅行期間:2023年5月13日(土)・14日(日)
◆旅行代金:お一人様 34,800円~41,800円
※1名様ご参加の場合:34,800円(宿泊は「楽之」・ドミトリールーム〔相部屋〕となります)
※2~4名様でご参加の場合:38,800円(「楽之」「明日の家」「かろり」/41,800円(タルマーリー「やどり木の家」)
◆問い合わせ:株式会社読売旅行 西日本販売センター
電話 050-3133-4343(受付時間:09時30分~17時30分、月曜~日曜/祝日は休み)
FAX 06-6363-7170